Investors Relations
株主・投資家情報

To Our Shareholders
株主・投資家のみなさまへ

代表取締役社長 阪上 正章

代表取締役社長 阪上 正章

 昭和・平成・令和と時代が変遷する中、当社は創業時から変わらず、またこだわりをもって鉄鋼流通事業を主軸としたビジネスを展開しております。そこには暮らしと産業を支えるあらゆるモノの中心的材料である鉄鋼製品の販売を通じ、社会から必要とされる「存在感ある企業」であり続けることと同時に、人々の暮らしをより豊かにすることに役立ちたいという思いがあります。
当社は今後も当事業を愚直に前進させ、企業理念にある通り、「ずーっと取引を続けてよかった」「ずーっと勤め続けてよかった」「ずーっと株主を続けてよかった」と各ステークホルダーから思われる企業を目指してまいります。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

企業理念

私たちは

ずーっと 取引を続けてよかった
ずーっと 勤め続けてよかった 
ずーっと 株主を続けてよかった

と思われる企業を目指します。

経営方針

当社は、産業社会の基礎資材である鉄鋼製品をお客様の要望に応え、「必要なときに、必要なものを、必要な量だけ」を迅速・確実に提供することで、鉄鋼流通業界の先駆者として、社会に常に必要とされる企業であり続けます。

経営戦略

「100年企業」へのステップとして、ワンストップ機能の更なる拡充とともに、社員個々のスキルアップに取組み、グループ基盤の強化を図ってまいります。

(1)ワンストップ機能の拡充
  • 在庫強化
    付加価値である現物・即納を最大限に活かした豊富な商品在庫のラインアップを図り、引き合い時の受注成約率を向上させ、売上増加・利益拡大に繋げてまいります。そのためには、顧客ニーズを的確に捉えた情報をメーカー各社に展開し、在庫販売の強化を図ってまいります。
  • 物流強化
    大口配送のみならず、小口配送にも対応するため、提携運送会社の定期便をより活用し、車両の運行状況、空き状況等を把握して、より効率的な配送を行ってまいります。また、倉庫の荷扱い業務と輸送業務の連携を強化し、効率的な荷捌き・配送を行い、輸送網拡充に取組んでまいります。
  • 加工強化
    素材から一次加工(切断・穴あけ等)、二次加工(溶接構造物)と自社加工対応に留まらず、長年の事業活動を通じて獲得した多彩な加工協力会社と連携し、小口から大口、ハイレベルな加工にも積極的に取り組んでまいります。また鉄骨工事以外の付帯工事にも参入し、付帯品種一貫受注体制の整備を図ってまいります。
  • 拠点強化
    顧客志向に即した対応として、国内の主要な鉄鋼需要地域を中心に、営業所及び物流基地を設けた地域密着型の営業展開を主としており、今後も拠点に応じた設備増強や、更なる拠点新設も機をみて取組んでまいります。
(2)業務効率化
  • 働き方改革
    社員の日常の働き方は当社事業の根幹に影響する重要なファクターでもあるため、以前より業務効率化の推進を図っております。今後も積極的な展開として、業務改善ポスト(社員からの業務効率化提案)の運用やIT技術を活用したビジネスモデルに対応し、生産性の向上を一層促進してまいります。
  • 新基幹システムの導入
    事業環境の変化に強く、柔軟な対応が可能となる基幹システムの再構築を現在重要案件として全社的に取組んでおり、業務効率化はもちろんのこと、これまでの業務処理のノウハウや営業支援を最大限に発揮でき、更には内部統制を補完するシステムを構築してまいります。
(3)人材戦略
  • 育成強化
    すべての事業活動の取組みにおいて推進力となるのは人的資源が基盤であり、更に企業の成長を加速させるためには、社員個々のスキルアップが重要と認識しております。多様化する顧客ニーズに応じた鋼材のエキスパートとなるため、社内外での研修や資格取得等を積極的に展開してまいります。
  • 人材確保
    激変する労働市場での人材確保としては、定期の新卒採用に拘らず、通年採用や業界経験のあるキャリア採用等を駆使して優秀な人材発掘に努め、また企業理念に掲げる通り、社員から「ずーっと勤め続けてよかった」と思われる企業として、社員の定着化を図ってまいります。

事業系統図